ゆらり月

今５連勤の２連勤めを終えたところである。そして冷蔵庫が空っぽである。財布も空っぽである。豆乳と納豆しかない。なにその大豆攻め。わけわかめ。もういや。明日オープンだからもう寝なきゃなのに空腹で寝れない。今日一日マカロンしか食ってない。昨日で終わりだったから買った桜マカロンを電車で食って以来食ってない。しかも何かうまくなかったし。空腹って案外何でもうまく感じるはずなのにうまくなかったし。
何か最近目サジ？っつーか、何かうん、間違えるんだよね。こっから階段だって思って下見ないで足踏み出すとさ、つま先分しか届いてなくてズリッてすんだよね。あれ、足の裏すげえ痛いよね。それを今日さ、バイト先の氷製造器の前の段差でやっちまってさ、両手に氷入れるでっかい麦稈みたいなの持ってたからさ、氷を守る為に手をつけなくて段差の角っこのところ、９０度完全にあるところに尻と腰の中間辺りを強打した。いてえ。絶対明日青痣なってるしコレ。店長かなりビビってた。大丈夫！？！？ってすごかった。怪我してない！？！？ってすごかった。やめてください見ないで下さい触れないで今死にたい絶対無様でしたその優しさ今痛いって気分だったので、あーびっくりしたー！無傷です！とか言って笑って誤魔化したけど嘘ですから。強打したから。全身で角っこに全力で強打したから。重力に逆らえなかったから。痛いから。かなり痛いですからコレ。怪我した時に大丈夫！？とかね、大袈裟に心配されるとね、小学生未満は泣いてしまうからね、ダメですよダメダメ。痛くなくても泣いちゃうからね。でも聞かずにはいられないんだけどね目の前で転ばれるとね。本当、すいませんした。店長の前で前も転んだのでお恥ずかしい限りでござぁます。本当なにしてんだ20歳だろ。来月21歳になんだろてめえって話ですよね、すいませんした。この歳になると普通中々転ばないよね！ってバイト先の５個上の方に笑って言われました。ええ、ほんとにね。
腹減った。跡部が友達だったら電話してる、夕飯奢れと。お前んちの飯食わせろと。跡部になら何をしてもいい気がする。ゴミの様に扱ってもいい気がする。だってあいつ絶対傷つかないもんそんな事じゃ。揺らぐことのない自信を自分に対してお持ちだもの。寧ろ私をゴミ以下だと認識しているだろうから乞食に飯を食わせる優しい俺…みたいな気分で結局自分に浸っていそう。結局自分の自信をプラスに繋げていそう。どんなゴミの様に扱っても俺様の美しさと高貴さに嫉妬していやがるんだなコイツって思いそう。何て馬鹿なんだろう。馬鹿で可愛いよ跡部、友達になろう。一生飯食わしてくれ。