さよなら、ということ

カ/ル/フール閉店しちゃうんやて。今日行ってきて閉店セールのパスタと紅茶をものっそい買ってきた。保存食。寂しいよーとか思いながら桜井さんが歩いたであろう店内の床を踏みしめてきた変態。
小学校の頃にとても仲良しな友達がいて、引っ越しちゃってからも月１くらいで遊んでたんですけど、向こうが部活忙しくなって、新しい友達も出来て、私もこちらで仲良しの友達が出来て、お互い別の生活が始まってしまって中々会えなくなって１年が過ぎ、中２になった訳ですよ。そんで何かまあ、私も確かに成城まで行くのめんどくさかったりして断り続けてたりしていたし悪かったんですけど。そんな感じがしばらく続きまして、そいや最近連絡来てないな、とか思ったりしたのも遅かったんですけど。半年くらい経ったときだったんですけど。突然めっちゃ分厚い手紙がその子から届きましてね。内容はぜんっっっぶ、私の悪口でした。あの時これが嫌だった、あの時本当はこう思っていた、だとかまあもう今更何なの？そん時言やあ良かったじゃん、的なそんな内容でした。きっと彼女は半年間の内に私から連絡があればそんな行動には移らなかったのだろうな、とそう思うと同時に思って、何だかとても申し訳なくもなったんだけど。でももう本当に長くてですね。偽善者だとか、自己中だとか、それでいて優しいぶってるだとか、何々ちゃんもこう言ってただとか、まあ、とりあえず酷い内容でね。ショックでショックで。もう見たくなくて、持っていたくもなくて、その日の内に焼き払いました。
確かに思い返せば彼女を蔑ろにした感は否めないし、怒るのも無理はないかとも思います。でもだからって、もう過ぎたことを蒸し返して、本当はこうだった、だとかアレコレ言うのはどうかと思いました。だって、その時に我慢したのは貴方が勝手に我慢したことで、後から言うくらいならその時に言えばいいと思いませんか。その発言のせいで彼女といて本当に楽しくて仕方がなかったはずなのに、全てが嫌な思い出に塗り替わってしまって、あの時この時嫌だったらしい、でも私は気付かなかった、だったらどれが本当だったのか、果たして彼女は本気で楽しんでいた瞬間があったのだろうか、とそうやって全てに疑心暗鬼になっていって、誰といても恐くて、まあ、つまりは私が捻くれていった始まりです。
でも私は本当に昔は何も考えていなくて、だから自分基準でモノを考えてしまうからこそ本当に自分本位の人間だったろうと今になって思います。というより、みんなが友達に対して利害を結んでいるとは気づきもしなくて、貰ったぶんだけ返さないとキレ出すことすら理解不能でした。でもまあその件があって大きく変わったんですけども。結局自分のことじゃないと気付かないもので、昔はどうしてそこで嫌な顔をするんだろうとか思っていたことも、大きくなって自分がその立場に立ってみると同じく嫌な顔をしてしまったとしても同じ気持ちなのかは、結局わからない。自分の気持ちしかわからない。人のことは結局わからない。その人が何故そこがツボなのかわからない様に、私のツボが違ければわからない。すべて何もかも結局、客観してみたって自分の視点で自分の気持ちで自分本位なのである。

とりあえず私は元気に笑っちゃいけないを楽しみに年を越します。
それでは、よいお年を！